いつか来るその時に  慌てないためのケアラーへの心構え

親の介護に備えておきたい情報や知識をわかりやすくお伝えします

「今は元気な親だけど、急に介護が必要になった時にどうしたらいいのでしょうか?」

といういう事を育児相談の中でお話しされる方が増えてきました。

ケアラー、ヤングケアラー、等、ケアする人の名称を聞いたことがあるかもしれません。そんな情報が出回ってきた影響もあるのかと思います。

ケアラーとは家族などの身内の心身のケアをする人を言います。また、子育てをしながら家族の介護をしている人をダブルケアラーと言います。

私自身も幼い頃から母親が病気で母の介護(ケア)をしてきました。いわゆるヤングケアラーです。

また、育児と介護の両立がいかに大変かという事も身をもって経験しています。

誰かの手を借りたり、介護の相談をする人がいなくて孤独で大変な時期がありました。

また、介護の仕事をしていて、子育て真っ只中に親が介護が必要になったご家庭も沢山見てきました。

いざその時になって慌てて色々な事を勧めるには、とても労力と気力がいります。ましてや子育て中と言えば

なおの事です。そんな状況になる前の心構えとして介護の事を難しい話抜きで分かりやすくお伝えします。

【他にもこんな講座ができます】

~子どもが大人になるまで実践できる~足し算、引き算の子育て術


講師 吉田 綾子

保育士/障害福祉サービス相談支援専門員

保育士、介護福祉士、障害福祉サービスの相談支援専門員として、現在は障害の分野の相談室を運営しています。

その傍ら、福祉全般の相談業務も行っています。

元は保育士として長年児童に関わる仕事をしてきました。その中で子育てに悩む保護者の相談支援や、保育園、児童発達支援、放課後等デイサービス、障害者施設などの業務を経て、介護福祉士の資格を取得し、高齢者介護の仕事も経験してきました。赤ちゃんから高齢者までの幅広く相談や支援を行っています。32年間難病の母親の介護(ケア)もしてきた経験も活かしつつ、今は、ヤングケアラー、ケアラー支援の活動も行っています。

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